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2009年10月3日土曜日

十五夜

「Infoseek」の「天気 今日の豆知識」(9/24)に、十五夜について次のように語っている。
・十五夜は、一般的に旧暦8月15日(今年は10月3日)を指す。この日の月は「中秋の名月」と呼ばれて、お月見を楽しむならわしがある。
・お月見は日本だけでなく、中国や韓国などにも風習がある。中国では「中秋節(チョンチョウジェイ)」、韓国では「秋夕(チュソク)」と呼ばれる。特に韓国の「秋夕」は、多くの人々が帰省する休暇シーズンだ。
・お供え物として、中国は「月餅(げっぺい)」や「柚子(ゆず)」を、韓国は「松餅(ソンピョン)」と呼ばれるもちを家族で食べる。

今年の「秋夕」は土曜日と重なってしまい、休暇日数が足らないため月曜日を休暇にする会社もあると、KBS WORLD Radioが伝えていた。(韓国文化院の「豆知識」に「韓国最大の祝祭日『秋夕:추석(チュソク)』で、陰暦8月15日の前後1日ずつがお休みとなり、3連休となります。」(07/09/25)と解説がある。)
ところで、中国の「月餅」は大好物で、ちょっと高価なものは大きくていろいろな実が入って美味しい。韓国の「松餅」は残念ながら食べたことがない。どのようなものか味見してみたい。また昨日のTVで、東京と大阪の月見団子の違いを知った。(大阪の月見団子は、楕円の団子に帯状に餡をくるむ)

あいにくの曇り空、今晩の月はいかばかりか。
⇒ 夜10時半過ぎ、南の空を眺めれば、流れる雲の合間から満月がのぞく。やや赤みを帯びた月は思いのほか明るい。月が再び雲に隠れるとき、周りに虹を発して雲を薄く染めた。今夜の満月は、高揚しているかのように元気がよい。

(追記)「第42回小金井お月見のつどい」(10/3-4
今日と明日、お月見の祭りが都立小金井公園の「江戸たてもの園前広場」で催され、郷土芸能ほかが演じられる。
今日、運よく「小金井囃子保存会」の「神楽囃子」を初めて見る機会を得た。「天狐(てんこ)の舞」>「獅子(しし)の舞」>「大黒(だいこく)の舞」>「天太(てんた)の舞」の順に演じられた。 以前なら神楽舞の素朴さに物足りなさを感じたろうけれど、今は、その舞にいつくしんだ昔からの人々の思いをたどるようにして見ることができる歳になったようだ。
帰り際に、十五夜のため(15個入り)の月見団子を買って帰る。今夜でも孫宅に届けたいが、明朝に持っていこう。